一流は継続のたまもの / バンドの初練習はどうだったのか

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。

 

さて、今回のテーマは『一流は継続のたまもの / バンドの初練習はどうだったのか』です。

 

一流は継続のたまもの

ショート動画が伸びているおかげで、今、YouTubeの再生回数は【過去最高】を記録している。

 

どれくらい伸びているか、グラフをお見せしようと思う。

 

→直近90日間

 

 

→直近365日間

 

 

→全期間

 

 

グラフが綺麗な右肩上がりでとても嬉しい。ショートの力、恐るべし。

 

しかしこうしてみると、やはりYouTubeは「継続が命」だと思い知らされる。

特に全期間のグラフが顕著だ。初めて数ヶ月はゼロ。続けていたらゼロがイチになり、しかし1~2年横ばいが続き、あるときガッと伸びたと思えばまた横ばいになり、そして最近、また風が吹いている。

 

ネットでよく見るこのイラストを、YouTubeは非常に体現している。あえて付け足すとすれば、上の青年はイラストの鉱脈に辿り着いた後もまだまだ掘り進めるべきなのだろう。YouTubeは続けている限り何度だって伸びる可能性があるし、それは実力と同じかそれ以上に、運や時代といった不確定要素によって左右される。だから、YouTubeは一度覚悟を決めたら絶対に辞めてはいけないのだ。

YouTubeは継続が命というのは、そういう意味だ。まあこれは、何もYouTubeに限った話じゃないかもしれないけど。

 

ネトフリで配信が始まった「Lighthouse」という番組が素晴らしかった。星野源&オードリー若林というクリエイティブのトップランナーがなぜ今の地位を築けたのかというと、たぶん、愚直に自分の信じたことを続けたからだ。一流は継続のたまものである。

もちろん才能やタイミング、いろいろな要素が絡まり合っているとはいえ、二人の最も大きな共通点は「評価されようがされまいが続けたこと」だと思った。第一話を見ていると特にそう感じる。クリエイターであるゼロカラシティのみなさんは、この番組だけのためにネトフリを契約してもたぶん後悔しないと思います。

 

私はどうだろう?YouTubeを約4年続けているけれど、まだまだ「続けきった」気はしない。というか「続けきる」なんてことは一生ないと思う。Lighthouseの二人に比べたら、私なんてまだまだ「続けてない人」の部類だ。

時々油断すると今の自分を見て「悪くないな」なんて馬鹿なことを思うけど、井の中の蛙にならないよう、ダサい大人にならないよう、もっとハングリーに、かつ大胆に、月岡彦穂という人生の駒を進めていこうと思った。Plugin Boutiqueに特設ページができたくらいで浮かれてんなよ。あれがなんでもないことに感じるくらいの大成功を収めたい。

ゼロカラコンピ500人、より引き締まっていこう。そして、バンドも。

 

バンドの初練習はどうだったのか

2024年にバンド編成でライブをする。

ゼロカラシティでは当日までのあれこれをリアルタイムで共有し、情報の一般公開は12月を予定しています。だから外ではまだ言わないでくださいね。「バンド?ライブ?何の話?」という方は、これとか、これとか、これをぜひ読んでください。こういう記事がゼロカラシティの醍醐味のひとつだと思ってます!

 

さて、おととい、遂にバンドの顔合わせ&初練習があった。仙台市某スタジオで夜の19時から1時間半。あらかじめ練習してきてもらった2曲「Reborn」と「音楽が好きだ」を合わせた。

 

バンドでスタジオに入るのは4年ぶりだろうか。マイクを立てたりケーブルを巻いたりの準備の際に、何も考えずとも手が動いて驚いた。たぶん死の間際まで八の字巻ってできるんだろうな。

 

初めての演奏は「音楽が好きだ」だったのだが、結論から言うと、これがまぁ〜〜〜合わなかった。え?こんなに演奏ってバラバラになるもの?まるで全員が家で録音してきた音をせーので再生したような、グルーブのグの字もない演奏だ。最後まで通しただけの、一切バンドマジックを感じない3分間だった。

しかし、私は絶望しなかった。むしろワクワクが止まらなかった。そうそう、バンドの最初ってこうなんだよ!ここからひとつになる過程が最高にエンタメなんだ。昔だったら「合わなさ」にただイライラしていただろうに、心に余裕のある反応ができた自分が誇らしかった。少しは大人になれたのかもしれない…。

 

その後何度か演奏して、バラバラの原因は「メンバー同士が体重を預けあっていない」点にあると気づいた。平たく言うと、みんなまだよそよそしいのだ。でもそれは当然で、メンバーの中にはついさっき初対面の人もいた。その状態で「お互い100で信頼しましょう。さあ体重を預けて」なんてできないのが普通だ。私たちは、これからゆっくり時間をかけて、演奏したり、ご飯を食べたり、他愛もない談笑をして少しずつバンドになっていく。そして、それはものすごく時間がかかることだし、絶対に避けては通れないバンドの通過儀礼だ。

 

それから、私は「よそよそしさ」の奥にある、別種の違和感にも気づいた。なんというか、全員が全員、自分を見ているのだ。それは物理的な目線ではなく、心が己を向いているというか…。みんな、ベクトルがバンドではなく、演奏している自分自身に向いていた。いかに自分が練習通り上手に演奏するか、そして隙あらば「すごいね!」と言われたい。そういった気持ちが音から感じられた。

メンバーだけではない。恥ずかしいことに私も同じだった。4年ぶりのバンドということで肩に変な力が入っていた。「歌もギターも上手くなったよ」「いい音作れるようになったよ」「聴いて聴いて」状態だったので、心が通じるわけもなく、まるでZoomを繋いでオンラインで演奏しているような空虚さがそこにはあった。

奇しくも、いつか私が動画で言っていた「人に見てほしければまず自分が人を見ろ」が、ブーメランとなって返ってきたのだ。それに気づいた時、思わず苦笑いしてしまった。

 

→ブーメランの動画

 

そもそも、このバンドは私が集めたメンバーだ。この4人なら絶対に来年のライブは成功すると確信している。だったら、私が彼らに体重を預けないでどうするよ?信頼し合うためには、まずこちらが心を開くことが必要だ。

あぁ、バンドってそうだった。初練習の1時間半で、私は様々なことを思い出し、そして学ばせてもらった。

 

初日の演奏はひどかったけど、一方で明確な手応えも感じた。これからは、個々の演奏技術の向上とメンバー間の信頼が相互に結びついてどんどんグルーヴィーになっていくだろう。ただ、少なくとも今の状態ではとてもライブなんてできない。だから来年までに、全員を満足させられる仕上がりにしようと心に誓った。

 

とにかくまずは個人練。個々の演奏技術を上げなければ。

 

私?私はバンドで歌うときに声を張り上げる悪癖があるので、これを矯正するために定期的にスタジオに入って爆音で個人練します。

やってやるぞ。みなさん、2024年のライブをお楽しみに。

 

〜初ライブ告知〜
【日時】
2024年5月?
【場所】

東京?
【タイトル】
???
【メンバー】
・Vo&Gt:月岡彦穂
・Gt:こーや
・Ba:市森
・Dr:ヒデ

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