ジョンピーチさんに会った

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ジョンピーチさんに会った

YouTuberのジョンピーチさんに会った。

7月初めに所用で東京へ行っていた。元々は「クランとリオン」のリオンさんと2人でご飯を食べる約束があったのだが、リオンさんが「ジョンピーチさんも呼んでみません?」と提案してくれたので、ダメもとでお呼びしたら本当に来てくれた。

リオンさんは何度か会ったことがあるが、ジョンピーチさんは初対面だった。が、私は個人的に、ジョンピーチさんにはいつかお会いしたいと思っていたので会えてとても嬉しかった。

というのも、実はジョンピーチさんは唯一の「DTM系YouTuber同期」なのだ。私がチャンネルを開設して最初の動画をアップしたのが2019年の10月。ジョンピーチさんは2019年の4月だった。この年に活動を始めて今でも生き残っているDTM系YouTuberは、私とジョンピーチさんだけなのだ。

ジョンピーチさんは今でこそビートメイクの動画がメインになり、「DTM系YouTuber」という感じではないかもしれないが、初期はCubaseの解説動画などをアップしていた。だから明確にライバルだったし、実際にチャンネル登録者の伸び方も同じような感じだった。視聴者もめちゃくちゃ被っていたと思う。向こうがどうだったかは知らないが、私はジョンピーチさんのチャンネルのことはめちゃくちゃ意識していた。

DTM系YouTuberは入れ替わりが激しい。どんどん辞めていくからだ。チャンネルの休止率だけで言ったらYouTube界でもトップクラスのジャンルだと思う。私の「先輩」でまだ生き残っている(=動画をコンスタントに出し続けている)のは「Sleep Freaks」さんくらいだろうか。YouTuberという言葉が存在する前から活動している最古参だ。その後が2017年の「DAW LESSON」さん、2019年の「ゼロカラカンパニー」、2020年の「しーたけびーつ」さん、2021年の「クランとリオン」さん。2022年以降は…正直パッと思いつかない。もちろん”DTM系”と括らなければ、音楽理論の「だっと」さんや、作曲ショートの「Reo」さんなど有名な方はたくさんいるが、純粋なDTM系YouTuberに限定すると、今でもコンスタントに動画を出している人は非常に少ないのが現状だ。

だからDTM系YouTuberは「辞めない」ことが何よりも重要だ。ネタ切れ、モチベ切れに耐え、再生回数を回し続けないと死んでしまう。5年弱続けたからわかる。正直かなりキツい仕事だ。YouTuberは泳ぎ続けないと死んでしまうマグロのような生き物だと思ってもらえれば良い。しかも息継ぎのために休むことは許されない。紛れもないハードワークだ。

ジョンピーチさんは、早々に”DTM”のジャンルにこだわらず、Vlogなどライフスタイル系の動画をたくさん出すようになり、ファン層をガラリと入れ替えていた。私は当時チャンネルが伸び悩んでおり、華麗な転身を遂げたジョンピーチさんを「うらやましい…」と嫉妬と羨望の眼差しで見ていた。そして、ジョンピーチさんとは結局会えなかったな、と少し寂しかった。ジャンルが違うYouTuberと会うのは難しい(会う約束をしづらいから)。せっかく同期だったのに、話すこともないまま転職してしまった。

しかし、リオンさんのおかげで初めて先日お会いすることができた。ジョンピーチさんはYouTubeで見るそのままの雰囲気の明るく天真爛漫な方で、笑顔が絶えない素敵な方だった。

会えた理由はシンプルに、私もジョンピートさんも「泳ぎ続けていた」からだ。どちらかが泳ぎ疲れてYouTubeという海から離脱していたら、この日を迎えることはできなかった。なんだかこの日は感無量だった。同じスタートラインから泳ぎ出して、別々の方向へ漕ぎ出して、5年越しにバッタリ出会うなんてアツいじゃないか。

今度ジョンピーチさんとコラボをすることになりそうなので楽しみに待っていてほしい。

ゼロカラコンピのアドバイスを書かねばなので、少し短いけど今日はこの辺で!

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