ワンマンライブまであと10日

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ワンマンライブまであと10日

いよいよライブ本番が近づいてきた。

昨日はボイトレの最終調整として、オトナリダンギの相方である長利和季に歌を聴いてもらった。

長利和季はボーカリストとして私が一番信頼している人間だ。彼のスタジオで演奏する曲を通しで歌い、ピッチが甘いところ、歌の悪い癖、喉を痛めそうなところなどを遠慮なく指摘してもらった。

今回のライブは過去最大曲数を誇る。心配なのはやはり喉の調子だ。最後まで歌い切れるかどうか100%の保証はできない。最初に飛ばしすぎて声を枯らすのはもちろんNGだし、だからと言って、序盤に遠慮して弱く歌いすぎるのもいけない。スタミナ管理が重要になる繊細なライブだ。

ということで、体育会系の私は、昨日の練習で「本番よりハードに」を掲げてほぼ全曲2回ずつ歌った。めちゃくちゃ疲れた。喉をガラガラにしつつも一応通して歌いきることができた。本番がこれよりキツいことはないからきっと大丈夫だと思う。半年間続けてきたボイトレと基礎体力トレーニングの結果がきちんと出ていることが実感できて嬉しかった。練習は嘘をつかない。残り10日間も死ぬ気で練習しよう。

私は歌うのが好きだ。しかしボーカリストとしてはまだまだ未熟だ。もっと歌が上手くなりたい。ボイトレのおかげで半年前よりは上手くなったと思うけど、まだまだ上手くなりたい。そのためには正しい知識をつけ、歌うための身体を作っていくことが大切だと教わった。歌のうまさは先天的なものが大きいが、後天的に鍛錬で上達した人間を私はたくさん知っている。そういう人たちは総じて血の滲むようなトレーニングをしていた。私の好きな筋トレと同じで、正しい知識と強靭な身体、そしてストイックな精神を持った人間に歌の神様は微笑むと思う。私もいつか微笑んでもらえるように、今は悔しい気持ちを胸一杯にボイトレに励む。

そういう意味では、今回のライブはわかりやすく「現在地」となるだろう。今の全力以上のものは当然出せない。いや、きっと今の実力がすべて本番で出し切れるほど神様は優しくはないだろう。しかしそれも実力のうちだ。私がいくら御託を並べようと、ライブに来た人達が思う感想がすべてだ。私は私のベストを尽くす。来た人はそれを各々で解釈する。その結果がポジティブなものになるように私は精一杯足掻く。もしまたライブをすることがあれば、さらにパワーアップした姿を見せられるように再び足掻く。私の人生はそれの繰り返しがいい。

 

まだライブに行くか迷っている人もいると思う。はっきり言う。必ず来てほしい。東京近郊の方はもちろん、遠方にお住まいの方もなんとか予定を合わせて来てほしい。お金も時間もかかるだろうけど、絶対にそれ以上のものを提供する自信がある。来なくてよかったなんて一人たりとも思わせない。それくらいの準備を私はしてきた。

どうか2時間だけ私にください。5月25日の19時半から21時半の間に私の半生をすべて置いてくるから、あなたはそれを受け取ってください。月岡彦穂がどんな人間で、これからどうなりたいのか、全部見せるから来てほしい。ひとつも嘘のないステージを見てほしい。大人が本気で何かに取り組む姿を見てほしい。そして何より、音楽の素晴らしさを全身で感じてほしい。

私もあなたと同じで普段は家で一人でDTMをやっている。孤独な時間が1日の大半を占める。5月25日のために何時間PCの前に座っただろう。何度悔しい想いをしただろう。時間も、お金も、精神も、すべてすり減らしてようやく10日前まで来た。どんなに辛いことも、5月25日のためなら頑張れた。途中で一度ポッキリいってしまったけれど、大切な仲間とあなたたちのおかげで乗り越えることができた。

あのときの悔しさも、惨めさも、怒りも、執念も、謝罪も、感謝も、喜びも、誇りも、私は全部ステージに置いていく。

5月25日に渋谷ロフトヘブンで会いましょう。

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