M3に向けて本格的に動き出しました!

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。

 

さて、今回のテーマは『M3に向けて本格的に動き出しました!』です。

 

あと1ヶ月半!

M3の準備が本格的にはじまった。

ゼロカラシティは、4/30(日)のM3に出展する。有志で作った音源11曲をCDにして販売する予定だ。(ちなみにM3では「販売」の代わりに「頒布」という言葉を使うらしいが、このブログでは馴染み深い表現である前者を採用する)

 

ちょうど今日、全曲のマスタリングが終わった。すごくいい感じ。明日通しで聴いて問題なければ音源は完成!

…Ozone 10 Advancedが最強のマスタリングプラグインであることがまたもや証明されてしまった。

 

全然関係ないけど、昨日公開した動画が思ったよりも伸びていて驚いた。

 

YouTuberが使える分析ツールでは、直近の動画10本中の、最新動画の視聴回数ランキングがわかる。

この動画、ニッチすぎてぶっちぎりの10位だと思っていたらまさかの3位だった。こんなマニアックな話題でもいいのか……YouTubeってわかんね……。

それとも、うちの視聴者はみんなOzoneに興味あるのか??…だとしたら、そろそろ案件が欲しいぜiZotopeさん。

 

閑話休題。

 

マスタリングが終わったら、ここからはジャケット制作→歌詞カード制作→CDプレスに入る。CD作るの懐かしいな〜。一応SUISOという音楽ユニットでCDは毎年作っていたけれど、あれは完全に相方に任せてたので。自分主導でCDを作るのは…5年ぶり?2018年の「ほんとうのこと」が最後のCDだったんだな。

そんなわけなので、いま私は久しぶりのCD制作に燃えている。音楽をモノの形にするのはワクワクする。配信が主流になってCDが売れなくなり、音楽から身体がなくなっても、「CDの喜び」を知っている人がバリバリに音楽を作っている限りCDは細々と生き残るんだろうなと思う。今の20代が、CDを作る最後の世代かもな。

◎私のCDを買いたい方はこちらからどうぞ

CDのいいところは、なんと言っても音質がいいところだ。ネットで配信されている音楽は、プラットフォームの都合上どうしても音質が劣化している。上と下が削れて丸みを帯びた音になりがちだ。とはいえ、こんなところに気がつくのは音楽を作っているごく一部の人間だけなので、ほとんどの人には「音質がいい」というメリットはまっすぐ受け取ってはもらえない。

しかし、M3となれば話は別だ。なんせM3は「音楽を作る人」が集まる場所だからだ。みんな等しく音質厨で、マニアックで、細か〜いところに気がつくのだろう。それっていいですよね。最高。ここに出す音楽はやっぱりCDでガツンとぶつけたいと思うよ私は。

 

 

今回のマスタリングで気をつけたことは「音圧を出しすぎないこと」だ。配信レベルの音圧に抑えてある。きっと配信曲と並べて聴かれるだろうから、いきなり大きな音が出て不快感を与えてしまっては良くないので。

個人的に(世間的に、と言い換えてもいいかもしれないが)「大きい音がかっこいい時代」は終わっている。音圧戦争の終戦からもはや数年が経ち、第一線のミュージシャンおよびエンジニアは「いかに大きい音を出すか」ではなく「いかに繊細な音を出すか」にマインドチェンジしているように見える。例えばくるりの最新作「愛の太陽」の音はすごく良かったな…。

 

あとは今日聴いたばかりの音楽だけど、これも良かった。

↑なぜか埋め込みで貼れない…タップするとYouTubeに飛べると思います。

今回のCDも、みんなが作ってくれた2mixのニュアンスをできるだけ活かした最低限の味付けでマスタリングしてみた。アレンジャーの顔が見える音作りを最近は心がけていて、特にこういうコラボ作品においてはエンジニアの腕が悪いとメンバーが「減ってしまう」ことがある。無駄な殺生をせず、できるだけクリーンな音を作るのが最近のマイブームだ。「許さず生きろよ」の次の作品は、たぶんそういうものになると思う。

 

 

今回のCDは1000円での販売を予定している。みんなはどう思います?私は安いな〜と思います。

でも、決してネガティブな意味でなく、これくらいの安さがちょうどいいと思う。去年の取材で私はM3から「全員野球」の雰囲気を感じた。会場全体に独自の空気感があって、みんなうまくそれを読んで動きましょうね……というような、そういう暗黙のマナーというかモラルが漂っていた(主観です)。

CDの値段設定に関しても「わかりますね……ここはビジネスの場所ではありません……わざわざ『頒布』という言葉を使っている意味をよく考えてくださいね……」という匂いを嗅ぎ取った結果こうなったのだが、これが吉と出るか凶と出るかはまだわかならい。初参加なので。

M3に来てくれるお客さん(これもそうは言わず「参加者」というらしい。こういう言葉遣いへの配慮からM3の空気を感じ取れる)は、私たちだけに会いに来るわけではない。目的のサークルが複数あって、限られた予算の中で優先順位を付けてやりくりする人がほとんどだろう。遠方から来る人は交通費もかかっている。そう考えると、あの場所で「11曲入りなので3000円!ここは譲れまへん!!市販のアルバムもそうでしょうがい!!!」と言うのは、ちょっと違う気がした。自分の企画したワンマンライブならそれでいいんだけどね。

プレスの枚数は100枚。うち28枚は作曲者に差し上げるので、M3で販売するのは72枚だ。完売すれば72000円の売上。経費を引いてギリギリ黒かトントンか……くらいの見積もりだ。もちろん想定外のことが起これば一気に赤に傾く可能性もある。この船に乗ってくれたメンバーには感謝してもしきれない。頑張って完売させましょう。そして何より楽しみましょう!

次年度からは、経費が削減できる予定だ。今回作るTシャツや名刺や名札は来年も使いまわせる。Tシャツは結構お金がかかるので、これがサステナブルになるのはデカい。来年もっと人気が出れば、売り上げが伸びて打ち上げ代の補填くらいはできるかもしれない。それはとても気持ちのいいことだと思う。

 

みんなにやってほしいこと

現地に来られる人の中で「机上装飾品」の担当者を募集しています。

ブースに設置する飾り(デスクマットやパネルなど)を作っていただきます。我こそはという方は月岡まで。

 

また、ぜひM3にお友達を呼んでください!

72枚のCDを完売させたいです。24人が3人ずつ呼べれば完売です。私もがんばって宣伝しますが、私だけの力では心もとないと思います。みんなでM3を盛り上げましょう!文化祭のノリでやっていきましょう!私も普通に友達呼びます。

 

そして、4/30(日)にブースに入りたい人は早めに月岡に教えてください。4月になったらシフト組んじゃうので。ブースには入らず遊びに来たい人は、申告はいらないです。

ちなみに、M3当日の夜は飲み会がありますので、奮ってご参加ください。

 

ちょっと短いですが、今日のブログはここまで。あと1ヶ月半、楽しんでいきましょうね!

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