こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。
このコラムはメンバー限定コンテンツです。
内容は外部に漏らすことのないようお願いします。
HOME STUDIO完成!
4thアルバム「HOME STUDIO」のCDが完成し、手元にサンプルが届きました!
まずは4/28のM3でお会いできるのを楽しみにしています!
4,5月はイベントが目白押しなので、ちょっと書き出してみます。
・4/20:ゼロカラコンピ「挑戦」前夜祭
・4/28:M3出展&CD発売
・4/29:サブスク解禁
・5/25:ライブ「emergence」
情報解禁はまだですが、他にもいろいろ準備しています。
シティで前から書いていた通り新曲のMusicVideoが出ますし、YouTubeライブも数本企画しています。
すべては5/25のライブのため。やれることは全部やったと胸を張って言えるようにしたいです。
目下最大の不安は集客なのですが、先日長利くんに「会場に集まったのが何人であろうと、彦穂さんが全力で準備してきたのならそれは素晴らしいことじゃないですか」と言われて少し心が楽になりました。さすが元心理職。
とはいえ。
やはり私は結果を追いたい。
ぜひ遊びに来てください。ライブ会場でお待ちしています!
足元の紹介
ライブのためのエフェクターボードが完成しました。
ギターは右下のチューナーから左端のボリュームペダルへ。そこから右上のブースター①、その左下のブースター②へ繋がり、心臓部である紅色の歪みエフェクター「Ruby」へ。最後に左の黒いリバーブとその下の青いディレイを通ってLINE出力します。
数ヶ月前にライブ用のボードを紹介したブログがあがりましたが、あの時とはまるで構成が変わっています。その原因となったのが「Ruby」というUniversal Audio製のエフェクターです。
RubyはLUNAの動画を作る際にフックアップさんからお借りしたところ、あまりに音が良かったので自腹で購入した機材です。VOX AC30のようなブリティッシュサウンドが出せる歪みエフェクター、というかほぼアンプシミュレータで、3種類のキャビネットを切り替えて好みのサウンドを作ることができます(私は一番下のコンボタイプのものがお気に入り)。
ドンシャリなクランチサウンドはバッキングギターとの相性が抜群で、6本の弦がバランスよく鳴ってくれるので複雑なテンションコードやオンコードも1本1本分離して綺麗に聞こえます。私はオンコードを多用するので、そこはかなり評価の高いポイントでした。
Rubyとブースター①(EP Booster)は常時ONにしています。Rubyだけだと音が少し薄く感じてしまったので、YouTubeなどで色々調べてEP Boosterを購入しました。ギターソロで音量を持ち上げるために使われがちなEP Boosterですが、実は歪みの直前に繋いで常時ONにするプリアンプ的な使い方も有名です。ミッドが持ち上がって音のコシがグッと増すので、元々ドンシャリ気味なRubyとの相性は抜群で、音圧のある心地よいクランチサウンドを作ることができました。テレキャス+EP Booster+Ruby+RV-6(後述)が、私のサウンドの基本セットです。
ブースター②(Soul Food)は歪みを強くしたい時に踏みます。EP BoosterとRubyで作るクランチサウンドは、パワーコードやソロを弾くには歪みが少し物足りないので、そんな時にSool Food(繋ぎ順はEP Booster→Soul Food→Ruby)で突っ込む音量を増幅してアグレッシブな歪みを作ります。Soul Foodは昔から持っていましたがしばらく使っていなかったので、久しぶりに使えて嬉しいです(この気持ちはギタリストならわかってくれるはず)。TREBLEつまみの効きがとにかく良いので、モコモコしがちなパワーコードブリッジミュートや低音弦リフの抜け感を強調するのに大活躍です。プリアンプ的に使う関係で、DRIVEはゼロにしてVOLUMEとTREBLEだけ上げています。
空間系エフェクターに入る前にボリュームペダルの解説を。ボリュームペダルはチューナーを除けばギターが最初に通るエフェクターで、基本はノータッチですが「『ド』クリーン」な音が欲しい時だけ使います。ギターからの出力音量が下がる(のと同じ効果がある)ので、EP BoosterひいてはRubyに突っ込まれる音量が小さくなり歪み量が減るという寸法です。エフェクターへの入力ゲインが小さくなれば効果も薄くなるのは、DTMのコンプやサーチュレーションと同じです。とはいえ、基本のサウンドがクランチなので、クリーンな音は右手のピッキングニュアンスで出すことが多いです。それでも歪みが多いと感じた時だけボリュームペダルは使います。
最後にリバーブ(RV-6)→ディレイ(Deep Blue Delay)の順番で繋いでいます。リバーブは常時ON、ディレイ(ロング)は飛び道具としてたまにONにします。RV-6は最近購入したエフェクターで、リバーブはLINE出力でライブするなら必須級のエフェクターです(アンプのMic録りと違ってLINEには部屋鳴りが含まれないため超絶ドライな音になり結構違和感がある)。Rubyにもリバーブはついていますが個人的にあまり好きな音ではなかったので、別途探して購入しました。実はリバーブエフェクターは初めて購入しましたが、歪み以上に「沼」を感じました。全体的に高価ですし、音もモノによってかなり違う(そもそもリバーブは用途からして多種多様)ので、正直に言えば、RV-6を選んだのは「BOSSなら大丈夫でしょ」という安心感が理由です。BOSSは、DTMで言うWAVESみたいなメーカーですからね。実際、RV-6の音は素晴らしく、買って良かったと本当に思いました。最近のトレンドに乗って、少し深めにリバーブをかけるのが最近のお気に入りです。
Deep Blue Delayは正直無くても成立するのですが(笑)、ボードのスペースが空いていたので入れてみました。もう10年以上愛用しているアナログディレイです。ボードって飛び道具を1個入れたくなりませんか?ライブで私のギターからやまびこが聞こえるかどうか、注目して聴いてみてください!
配線などの細かい点は変更があるかもしれませんが、エフェクター自体の変更は多分ありません。どんな音がするかは……5/25のライブでのお楽しみということで!