新体制でのゼロカラコンピ / 作曲缶詰

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムはメンバー限定コンテンツです。
内容は外部に漏らすことのないようお願いします。

新体制でのゼロカラコンピ

ゼロカラコンピ「熱」の準備が着々と進んでいる。

今回から運営スタッフを大幅に増員し、月岡の雑務を減らすことでアドバイスや前夜祭などの本懐に集中、かつ、月岡一人で取りこぼしてしまう事故防止のために新しい体制を敷いてみた。私一人にできることなどたかが知れている。こうして複数人の目が常に光る状態で運営していくべきだと前回と前々回で痛感したので、ゼロカラコンピは生まれ変わった気持ちで文字通りゼロから体制を見直して運営している。

ゼロカラコンピは今年で4年目。参加者数が減ってしまったことは残念だが、長い目で見れば絶対にこのタイミングでの「参加費アップ」と「スタッフ増員」は必要だった。月岡彦穂のマンパワーでの運営はもうやらないと決めている。これは決してネガティブな意味ではなく、ゼロカラコンピをより良いイベントにしていくために、私一人の脳みそでは足りないと前向きに判断したからだ。ほとんどすべての音楽イベントは複数人で運営されている。それはひとえに、一人では辿り着けない景色があるからだと思う。ゼロカラコンピというイベントにおいて、一人でたどり着ける景色の最大値は去年の「ラブソング」や「挑戦」でなんとなく見えてしまった。これより先に行くためには根本的な部分、すなわち、運営の体制を丸ごと見直す必要があったのだ。しばらくは「模索」しながらの運営が続くと思う。極力参加アーティストに迷惑がかからない形で、5年後10年後を見据えた新しいゼロカラコンピを考えていきたい。今とはだいぶ違った形になるかもしれないし、そうはならないかもしれない。すべては今後2年くらいの反応を見て判断する。ただひとつ言えることは、現在のところ、ゼロカラコンピというイベントを手放す気は毛頭ないということだ。辞めようなんて微塵も思わない。4年前に掲げた「ゼロカラコンピをDTMerの文化にする」という夢は一切私の中でぶれていない。すべてのDTMerが安心して楽しく音楽を発表できる場所。DTMerの定期演奏会。ゼロカラコンピをモチベーションにして活動を続ける方を、ゼロカラコンピきっかけで出会い共作する方を、ゼロカラコンピの受賞を夢見てスキルアップに励む方を、この4年間で何人も見てきた。この文化を絶やすわけにはいかない。今までは「私に」任せてほしいと思っていたけれど、今は「私たちに」任せて欲しいと思っている。ゼロカラコンピ運営は、これから少しずつ拡大していくと思います。

作曲缶詰

来週は面白い試みを準備している。

といっても、これを読んでいる皆さんには関係ない。私自身にまつわることだ。

ずばり、作曲缶詰をしてみようと思う。

7/14~7/16の間、私は「作曲」以外の一切の仕事を行わない。事務所に3日間こもって心ゆくまで作曲し、1曲仕上げようと思う。

ずっとやってみたかったのだ。ただ、なんやかんやと言い訳して今までやってこなかっただけだ。「3日間何もしない日を作る」ことの面倒臭さにかまけて後回しにしてきたやりたいことを、ここらで消化してしまおうという算段だ。

作曲のことだけ考えて、それだけやる期間ができたらどれだけ幸せか。仕事のことを一切考えず、ただ音楽とだけ向き合う3日間。夢みたいだ。それを来週やる。そして1曲作る。その様子を動画に撮ったりはしない。音楽とだけ向き合いたいから。自分の精神を絞って絞って、もうカラッカラという限界からの「足掻き」が見てみたい。前作「ロックスター」もそうやって作ったけれど、あの曲は完成までに数ヶ月を要してしまった。数ヶ月の間に色々なことがあった。「ロックスター」以外の、例えば仕事や遊びに使った時間が山ほどあった。今度は3日間、音楽だけと向き合いたい。そして、自分がどんな音楽を生み出すのか、その結果に興味があるのだ。

できた楽曲は発表する。すぐにではないけど、たぶん今年中に。おそらく次に出る月岡彦穂の楽曲はそれになるだろう。だから新曲が発表されたら、「ほほう、これが奴が3日間缶詰になって作った曲か」と思っていただければ。

7/14~7/16の間は、作曲以外のことは何もしない。食事と排泄と睡眠だけはしようと思うけど。だから、もし調子よく曲が出来ていれば17日(水)のブログでいい報告ができるかもしれない。明るいブログが書けるように3日間の缶詰頑張ってきます。

ということで、また来週!

PAGE TOP