こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。
このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。
さて、今回のテーマは「ゼロカラシティ月報No.1(2022年5月編)」です。
「月報」を毎月書きます
さて、月報の時間です。
「ゼロカラシティでは今月どんな動きがあったのか」「ゼロカラシティが今抱えている課題は何か」など、1ヶ月単位で記事にしていきます。
今回はNo.1。つまり初回です。ゼロカラシティが始まったのが2022年5月10日なので、まだ3週間しか経っていませんが、すでに多くの方にご利用いただいており、また、できれば月報は月末に揃えて書きたいため、今日書いちゃいます。
次の月報は6月29日、その次は7月27日です。そうです。つまり「毎月末の水曜日」に書いていきます。初回だけイレギュラーですみません。
では、いってみましょう!
どんな1ヶ月だったか?
まず皆様に伝えたいのは、「ゼロカラシティにこんなに初期から入ってくださり、本当にありがとうございます!」ということです。
今メンバーは私を含めて92人いるのですが、正直、初月は30人になったら万々歳だなと思っていました。夏頃に50人、今年中になんとか100人行けば…と思っていたのですが、想像を遥かに超える増加スピードに正直、驚きを隠せません。
それだけ、このゼロカラシティは、皆様から期待していただいているということです。そして私には、その期待に応える義務があります。今月は、寝ても覚めてもゼロカラシティのことばかり考えていました。細かいチューニングを繰り返し、たった3週間でシティの形は大きく変わりました。
例えば、時系列順に、
- 意見箱の設置
- エリアの大幅増設
- テーマソング募集イベントの開催
- サークル制度の導入
などなど。このあたりは、目に見えて分かりやすい変化でしたね。
実は、エリアは最初はわざと少なめにしていました。月岡が「これやるよ!」「あれやるよ!」と言って一人で作る街ではなく、メンバーが「あれやりたい!」「これやりたい!」と言ってみんなで作る街にしたかったからです。声を上げてくださったメンバーさん、ありがとうございました。おかげでシティに多様性が生まれ、住みやすさは格段に増したのではないでしょうか。
特に「おすすめプラグインエリア」と「質問相談エリア」は、メンバー同士でコミュニケーションをするための、新しい場所になりました。プラグイン情報は、生演奏を主体とする月岡の少し苦手とするところではあるので、私も日々勉強させていただいております。また、質問相談エリアは疑似的なLINE質問サービスのように機能し、どんなに専門的な質問でも、メンバーのうち誰か一人は答えられるという、とても理想的な形になっています。これこそが、多様性のあるコミュニティの大きな利点のひとつです。
また、テーマソング募集イベントは本当はもっと後でやるつもりだったのですが、予想を超えるメンバーの増加により、急遽体裁を整えて実施しました。50人以上はメンバーがいないと盛り上がらないよなあ、と心配していたのですが、杞憂だったようで安心しました。〆切は6月16日となっておりますので、ご応募お待ちしています!
そしてサークル制度は、メンバー増加により全体で発言がしにくいと感じている方、また、少人数でマニアックな話をしたい方のために作りました。実はこのサークル制度も、最初からやろうとは思っていました。テーマソングと同じく、メンバーが増えたら、と思っていたのですが、予想を超える以下略です。
サークルは現在、とても活発に動いています。メンバー数は4〜11名といったところです。まだどのサークルにも属していない方は、ぜひどこか気になるサークルを見つけて入ってみてください。気になるサークルがない方は、自分でサークルを作ってみてください。ゼロカラシティは「自分から動いてなんぼ」の街なので、物怖じせず、積極的にコミュニケーションを取りにいきましょう!(先日、とあるメンバーさんが、躊躇っていたZoomに頑張って入ってきて、とても楽しんでいらっしゃいました。勇気ある行動に感動しました!)
現在抱えている課題
さて、初月から大変盛り上がっているゼロカラシティですが、盛り上がっているがゆえの課題も存在します。
個人的に気になっているのは以下の2点です。
- スポットライトが当たらないメンバーが存在する
- 要素(エリアなど)が増えすぎて、新規入会者が理解しづらい構造になっている
ひとつめの「スポットライトが当たらないメンバーが存在する」ですが、まず前提として、92人全員に「同じ光量」のスポットライトを当てるのは困難です。学校のクラスを思い出してほしいのですが、一定人数を超えた集団には必ず「目立つ人」「目立たない人」が存在し、これは個性を持った人間が集団を形成する以上避けられないことです。
また、「このコミュニティでは、頑張って発言すれば影響力が増していくんだ」という空気感は、各メンバーの健康的な上昇志向、さらには、コミュニティ全体の発展を手助けするものです。YouTubeもTwitterもInstagramも、そうやって発展してきました。なので私は、「努力の結果として目立った人間が、スポットライトを浴び、強い影響力を持つことができる」という構造自体は、このままがよいと考えています。
しかし、「たくさん行動したメンバーが、スポットライトを浴びる」のは大変よいことですが、「スポットライトを浴びられるのは、たくさん行動したメンバーだけ」はよろしくないと考えています。例えば、家庭の事情でなかなかZoomに入れない方や、チャットにあまり参加せず、黙々とクリエイティブを続けている職人気質の方にも、スポットライトは当たるべきです。
そのために、メンバーが100人になったら「メンバーインタビュー」を計画しています。数人を抜擢し、スポットライトを当てることで、ゼロカラシティのまだ見ぬ才能を発掘していきたいと考えています。
いま私が悩んでいるのは、「誰にインタビューするか」です。真っ先に思いつくのは「立候補性」ですが、それだと元々発言力のある積極的な方ばかりにインタビューすることになり、しかし、そういった方々には既にスポットライトが当たっているため、必ずしも趣旨に沿うとは言えません(もちろん「そういう人にはインタビューしたくない」というわけではないですよ!「陰と陽のバランスを取りたい」ということです)。
私からの指名制でもいいですが、選考基準が難しいです。「俺にライトを当てるな」という方もいらっしゃるでしょうし、逆に、「選ばれなかった人には何か問題があるのでは?」と変に勘繰られても、お互いに気持ちのよいものではありません。あ、なので、もしインタビューが指名性になっても、あまり変に裏を読まないでくださいね(笑)
というわけで、インタビューの選考基準をどうしたらいいか、ご意見のある方はぜひ教えてください。よろしくお願いします。
そしてふたつめの「要素(エリアなど)が増えすぎて、新規入会者が理解しづらい構造になっている」ですが、これは「サークルが活性化することでいくつかのエリアが不要になり、新規入会者から見た複雑さは解消する」という仮説のもと、現在動いています。
サークルが活性化する
→趣味嗜好の合うメンバーが集まったクローズドな場所ができる
→エリアよりもサークルで発言した方が、より「濃い」会話ができる
→エリアは全体連絡用に、サークルは内輪トーク用にと棲み分けができるので、いくつかのエリアを廃止できる
こうなれば、例えば現在の「研究所エリア」や「素材倉庫エリア」は、細分化してサークルにすることで不要になるかもしれません。「ミュージックエリア」が飽和している現状も、大多数が「サークルで濃いリスナーに向けて届けたほうが反応が良いじゃん」と思えれば、解決するはずです。
実は、いま私は、ゼロカラシティ運営の勉強のために、とある有名オンラインサロンに入っています。しかし、そのサロンはとにかく要素が多く、入会してしばらく経った今でも全体の構造がよくわかっていません。なので発言もしにくく、友人も作りづらいという印象を受けてしまっています。
ゼロカラシティをそうしたくはないので、「できるだけ要素は最小限に」の方針でしばらく進めてみたいと思っています。もちろん、その方針も今後の動向を見て柔軟に変えてはいきますが、今は一旦、「表面はシンプルに、中身は細分化」の方針で運営してみます。
そう考えると、サークルはやはり良いものです。新規入会者がゼロカラシティをパッと見たときの要素数は抑えつつ、しかし趣味志向ごとに細かく公園が林立している状態とでも言いましょうか。見た目はコンパクトで中身は多機能な、まるでスマートフォンのような街になっていけたらいいなと思っています。
そのためにもぜひ、
- 気になるサークルに入ってみる(いつでも参加、退会できるのでお気軽に。)
- やりたいサークルを作ってみる(基本的にどんなマニアックなものでも歓迎します。サークルの数はどんどん増やしていきたいです。)
このふたつを、メンバーの皆様には実践していただきたく思います!また、インタビューの選考基準についてのご意見も、お待ちしています!
では、来週もお楽しみに!