M3とオフ会で感じた正直な気持ち

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。

 

さて、今回のテーマは『M3とオフ会で感じた正直な気持ち』です。

 

おつかれさまでした!

まずはM3、ならびにオフ会に参加されたみなさん。大変おつかれさまでした!

個人的な話をしますが、10月はゼロカラコンピの準備と並行してこれらの準備もせねばならず、かなり、かなり、かな〜りハードな1ヶ月でした。

なので、「ようやく落ち着いたな〜」というのが今の正直な気持ちです。しかしそれと同時に「ここからまた頑張ろう」と思えている自分もいます。

深夜にへとへとでベッドに入り、いますぐ眠りたいのに脳みそだけギンギンに冴えているような、例えるなら今の私はそういった心境です。

 

それだけ、この「M3」そして「オフ会」は、私にとって大切なイベントでした。2022年10月30日のことは忘れません。

 

M3

まずはM3の話をしましょう。

 

M3とは、簡単に言えば「音系のコミケ」です。

そして「音系」とは「音楽や映像やラジオなどの音楽が関わる作品」です。つまり、音にまつわるすべての制作者が集う祭典、それがM3なのです。

 

M3の歴史は古く、25年前に50人くらいの規模でスタートしたそうです。
…奇しくもゼロカラコンピと同じですね。ゼロカラコンピも、初回の参加者数は50人くらいでした。

 

M3は今や、何千人が参加する超ビッグイベントになっています。恥ずかしながら最近その存在を知り、今回初めて足を運んだのですが、まずはその熱量と規模感に圧倒されてしまいました。

私は、こういったコミケ的なイベント、いわゆる「即売会」への参加自体、全然したことがなく、数年前にボードゲームの即売会である「ゲームマーケット」に参加した以外の記憶はまったくありません。

当時のゲームマーケットもなかなかの盛り上がりでしたが、M3はもう、まったくその比ではなかったように感じました。

 

それもそのはず。なぜなら「ボードゲームを作る人」よりも「音系を作る人」の方が、人口は圧倒的に多いでしょうから。

 

 

私は今回、M3代表の相川さんという方と対談をさせていただいたのですが、相川さんの口から

 

「音楽では間口が狭すぎるので『音系』とした」

 

と聞いたときは、正直鳥肌が立ちました。音楽が狭すぎる…?ゼロカラコンピなんて「DTMer」なのに…?

それだけの覚悟と熱量で開催されているのがM3なのだと、今回参加して実感しました、本当に、恐ろしいイベントです。

 

そして、なんといっても相川さんの「圧」がすごかった…。

相川さんは、25年間M3を、というか音系同人業界を牽引するレジェンド、界隈からしたらに等しいくらいの方なのですが、一方で、お歳もかなり召していらして、私から見たらもうおじいちゃん世代の方です。

しかし、今回相川さんとお話しして分かったことがあります。

 

あの方、ギラッギラです。

 

全然年老いていません。むしろ精神というか、ソウルの部分はそこら辺の20代よりよっぽど若く、エネルギッシュで、前のめりです。

オーラを纏う、とはこの人のためにある言葉なのだな。この人が引っ張っている団体はそりゃあ日本一になるよなと、清々しい納得感すらありました。ヒカキンに会ったYouTuberや、イチローに会った野球選手も、同じような感想を持つのかもしれません。

 

それくらい、トップの人間特有の風格を見せつけられました。対談中もビシビシと感じる圧倒的なオーラ。

動画だと伝わらないかもしれませんが、生相川さん、とんでもなかったです。

 

そんな相川さん、そして、副代表の金子さんにインタビューをさせていただき動画としてYouTubeに出すのは、おそらく私が世界初となります。

みなさん、公開をお楽しみに。

 

オフ会

続いてはオフ会の記録も残しておきます。今回は初のオフ会でした。

 

結果として、20名での開催となりました。ゼロカラシティは現在111名ですから、参加率で言うとかなり良いほうではないでしょうか。他のコミュニティのオフ会は知りませんが、まぁ集まった方じゃないかなぁと思っています。

 

ところで、ゼロカラシティにおいて、みなさんは私の顔を知っていますが、私はみなさんの顔を知りません。

正直、この構造は嫌だなぁとずっと思っています。本当は私もみなさんの顔を見て会話がしたいです。有名なコミュニティの多くが、FaceBookを使い、顔出し本名で運営する気持ちが、いまならよくわかります。

 

ですから、私はこのオフ会で、やっとみなさんに「会えた」気がしているのです。

 

私は、古い考え方の人間です。人は顔を見せ合って初めて本当の意味で仲良くなれると思っています。今後、メタバースでのアバター文化などが発展すれば、この考え方が徐々に、特に若者から順番に通用しなくなっていくのはなんとなくわかっています。わかっていますが、それでも私は、みなさんと顔を合わせて交流したい側の人間なのだと、今回のオフ会で強く思いました。

 

だからこそ、この気持ちに正直に、オフ会は定期的に開催すると決めました。

半年に1回、M3に合わせてみんなが東京に集まっているタイミングで今後はオフ会を開こうと思います。

 

 

ていうか、M3、出ましょう。

そうだ、M3出ましょう。その話がしたいんだった。サークル名「ゼロカラシティ」で、来年春のM3出ましょう。あのイベント、絶対出た方がいいです。私たちの青春はまだあったんですよ。きっと全員にとってすごく良い思い出になります。

 

何を売りましょうか。ゼロカラシティコンピレーション(シティコン?なんか嫌だなぁ…名前の案あります?)でも作りましょうか。グッズを作ってみんなで身につけるのも楽しそうですね。リアルイベントゆえの楽しみ方を、これから一緒に模索していきましょう!

 

まとめ

とにかく刺激をもらえた1日でした。

 

そして、もっと深いところの感情として「悔しさ」を確かに私は感じました。

 

自分はまだまだである、と思い知らされました。チャンネル登録者2万人で甘んじていたらダメだ、ゼロカラコンピ200人じゃダメだ、シティ100人じゃダメだ。

まだ足りない。もっともっと貪欲に。私はまだまだ、血を吐きながら数字を取りに行く立場の人間であると、改めて思い知らされました。

 

これからも泥臭く戦っていきます。私は絶対に、DTM界隈で文化を作ります。「ゼロカラ」の名前を全員が知るまで、私は戦い続けると、決意を新たにしました。

 

 

…そして翌日、火がついた私はYouTubeのために人生最大の買い物をしました。その話はまたおいおい。

 

では、来週もお楽しみに!

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