風邪をひいて声が出ないため、今日のラジオは文章でお送りします。
おとといの夜に「おや?」と嫌な感覚があり、あれよあれよという間に熱、咳、痰、悪寒、痛みのフルコンボ。時間と共に症状は悪化し、きのうは仕事をキャンセルして一日中寝てました。
そのおかげで、きょうは熱も引き、キーボードを打てる程度には回復しましたが、喉がガッサガサなので声を出すことができません。でも、今夜24時に公開するカラクリラジオの編集がまだだし、対応待ちの案件が山ほどあるし、寝てる場合じゃないので声以外の仕事は再開します。
会社員は、風邪を引いても有給を使い、休んだ日の給料を担保することができますが、フリーランスは倒れたら売り上げが減るだけです。金銭的な担保は何もありません。だからみな口を揃えて「フリーランスは身体が資本」と言うのです。去年コロナになったときと同様、今回も痛感しました。本当に、本当にフリーランスは健康第一です。
こういうとき、家族の存在がありがたいなぁと思います。一人だと精神的に参ってしまう風邪も、仕事から帰ってきた妻が他愛もない話をしてくれるだけでかなり楽になります。家族は精神の支えだと実感します。色々買ってきてもらえるのも本当に助かります。弱った体で真夏に出かけたら、きっとぶっ倒れてしまうでしょうから。
風邪は仕事ができなくて辛いですが、逆に考えれば「仕事をしなくていい時間」でもあります。フリーランス的にはとても貴重な時間です。熱が引いたらアニメや映画を見たり、漫画を読んだりできます。やりたいことをゆっくり考えることもできます。なんだか学生の頃に戻ったみたいです。風邪で身体は動かないのに、自分はどこへでも行けるような気持ちになります。
今日は「僕の心のヤバいやつ」を読みます。アニメは見てましたが、こないだ長利くんに激推しされて漫画を買いました。長利くんが「山田がいつ市川を好きになったのか、そこがハッキリせずグラデーションになっているのが好き」と言っていて、彼らしい感性だなと思いました。
カラクリラジオを編集していると、私と長利くんは考え方が結構違うことに気が付きます。私は左脳派で、長利くんは右脳派です。今夜の動画も、その次の動画も差が如実に出ていておもしろいです。異なる意見の二人が話しているからこそ、カラクリラジオは楽しく続いているのかもしれません。対談形式のラジオが「わかる〜!」だけでは、見る方も演る方もつまらないですからね。
作曲バトンもきっとそうです。各チームには、相性が良さそうな組み合わせと、悪そうな組み合わせをバランスよく入れてみました。なぜなら、音楽の化学反応はミスマッチから生まれると思っているからです。むしろ、作曲バトンの醍醐味は100%そこにあるといってもいいでしょう。「こいつ合わねえなぁ〜」と思う相手にこそ、成長のヒントが隠れています。辛いこともあるかもしれませんが、作曲バトンを上手いことスキルアップに使っていただければ主催者としては嬉しいです!
ということで、散文的でしたが今日はこのへんで。月曜日の定例会でお会いしましょう。では!