ゼロカラシティ月報(2022年12月)

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。

 

さて、今回のテーマは「ゼロカラシティ月報(2022年12月)」です。

 

「月報」を毎月書きます

さて、月報の時間です。

「ゼロカラシティでは今月どんな動きがあったのか」「ゼロカラシティが今抱えている課題は何か」「今後ゼロカラシティはどうしていくか?」など、1ヶ月単位で記事にしていきます。

では、いってみましょう!

 

テーマソング投票

12月は、2023年上半期のテーマソング投票がありました。

 

最近ゼロカラシティに入った方のために説明すると、ゼロカラシティでは半年に一回「テーマソング」を作っています。

テーマソングは「ゼロカラシティをイメージした3分以内の曲」という以外には縛りがなく、誰でも気軽に応募できるものとなっています。

集まったテーマソング候補曲たちは、メンバー全員が聴ける形でクラウド上に公開し、投票によって最も人気を博した楽曲がテーマソングに選ばれます。

 

 

テーマソングは、ゼロカラカンパニーのYouTube動画のエンディングでBGMとして使われます。そうすると「すりこみ効果」により、多くの人に楽曲を覚えてもらうことができます(過去のブログで詳しく書いています)。

 

 

初のテーマソングには、「おつさら & blue beak」さんの楽曲「ハジマリノ街」が選ばれました。

ゼロカラカンパニーの2022年下半期の動画再生回数はほぼ全部1000回を超えていますから、動画を最後まで見てくれる熱心なファンの人たち数百人に、きっと「ハジマリノ街」のメロディは完璧にすりこまれているはずです。……実際、私は動画編集中に完全に覚えました。脳内再生、全然余裕です。

▲動画のエンディング(14:53~)で曲が聴けます。

 

そして、来年のテーマソングの募集&投票が、この12月に行われました。

 

全6曲による争いを制したのは、「作曲バトンB班」さんの「僕がこの街にいるのは」でした。

27票中9票、つまり、33%の票を押さえての勝利でした。余談ですが、おつさらさんはこれでテーマソング2冠になります。すごい。おつかれさまです。

 

メロウなチルビートにポップセンス溢れるメロディ、そして、隙間を縫うようなギターとシンセバッキングが細かく絡み合う名曲です。噛めば噛むほど味がする、いわゆる「スルメ曲」だと私は思っています。

この曲をこれから半年間エンディングで流させてもらえることが、今から楽しみです。

 

 

……ちなみに、この曲の雰囲気に合うように、最近動画のBGMをおしゃれなアコースティックナンバーに変えました。気が付きましたか?

▲今度は最初を見てください。今のBGMはこれです。

 

改めて作曲バトンB班のみなさん、テーマソング選出おめでとうございます!

 

そして、次のテーマソング投票は2023年5月に行われる予定です。次も「ゼロカラシティをイメージした3分以内の曲」というお題は変わりません。

今度はあなたがテーマソングに選ばれる番です。

 

おつさらさんの3冠を阻止するのは誰だ!!!

 

……次回もお楽しみに。

 

M3班、始動!

また、12月は、M3に出るためのサークルをゼロカラシティ内で結成しました。

 

M3とは、音楽の自主制作を行う人のための即売会です。「音楽のコミケ」と言えば伝わりやすいでしょうか?

 

毎年春と秋に行われており、今年の秋のM3には、カメラを構えて取材に行かせていただきました。

そこで見事に感銘を受け、ぜひ次の春のM3は参加したい!という月岡の熱い想いによって、今月からゼロカラシティで有志を募り、4ヶ月後に向けた準備を進めています。


▲M3取材の様子

 

現在集まっているのは18人。有志による打ち合わせの結果、現在決まっているのはこんなところです。

 

  • 当日現地に来られない人も、楽曲制作には参加してほしい
  • CDのタイトルは「How To Walk ゼロカラシティ」
  • 楽曲は、ゼロカラシティ各エリアカテゴリからのインスピレーションで作る(駅、市役所、公園など……)
  • マスタリングは月岡が、CDプレスはカルラhaさんが行う

 

現在、Discordの「m3希望楽曲アンケート」というエリアで、参加したい楽曲を選べます。ぜひ一度目を通していただき、あなたもシティの一員として、M3に参加してください!!

 

今から4月30日(日)が楽しみです。いい想い出をつくりましょうね!!

……ちなみに、当日は打ち上げを兼ねたオフ会を行います。そちらもぜひに!!

 

趣味を語る部屋

「趣味を語る部屋」というものを作りました。

 

ゼロカラシティメンバー同士、もっとお互いを「知る」ことができれば、もっとコミュニケーションが楽しく、そして活発になるのでは、と思って作った部屋です。

 

現状、私たちはお互いのことを音楽を通じて知りあっていますが、音楽以外の魅力も各々あるはずです。それをオープンにして、パーソナリティをさらけ出し合い、また見ぬ一面を見せ合える場所が、この「趣味を語る部屋」なのです。

 

 

例えば、私は筋トレが好きです。みなさんの中にも、隠れトレーニーがいるはずです。実際、趣味を語る部屋ではヒビロックさんとおつさらさんがトレーニーであることが発覚しました。いつか一緒にジムでいじめ合いたいものですね。

このように、メンバーの新しい一面を知ることは、とてもたのしいことなのです。

 

 

少し小難しい話を書きますが、「趣味を語る部屋」を作るきっかけになったのは、「多様性の科学」という本です。


▲多様性の科学 / マシュー・サイド著

 

この本の内容をざっくりまとめると、

同じ属性の人間ばかりの集団はよろしくない、違う属性の人間を集めるとよい。

というものです。(……かなりざっくりなので、気になる人は自分で読んでくださいね)

 

この本では、例えば「サッカーで勝つ方法」を議論する際、サッカーの専門家だけを集めるより、門外の人間ばかりを集めた方が勝利につながった、などの社会実験が多く紹介されています。

 

これを一般化して、

「似通った考え方の人間を集めても集合知は成立しない」

という主張が、この本には終始書いてあります。

 

……これ、直感に反していておもしろくないですか?

 

サッカーで勝つためにサッカーの専門家を集めるのは間違いだ、とこの本は主張しています。……つまり、音楽をつくるときも、音楽家でない人間をチームに入れたほうが良いかもしれない、ということです。へえ〜〜。

 

 

ゼロカラシティは現在、M3を成功させるために動いていますが、「DTM」という共通項で集まった私たちは、どうしても画一的な考え方に寄ってしまいます。つまり、この街はそもそも、斬新なアイデアが出る土壌ではないのかもしれません。

そこで私は、お互いの趣味嗜好の差を意識するだけでもこの街に少しは多様性が生まれるのではないか、という仮説をたて、それを検証するために「趣味を語る部屋」を作りました。

 

ぜひこれからは、この街であなたの趣味を全力でさらけ出してください。

そして、ともすれば画一的集団になってしまうDTMerの街ゼロカラシティに、多様性の波をもたらしてください。いつの日か、この街に音楽以外の才能人が来てくれるその日のためにも。

 

そして、今度のM3は、ひとりひとり違う私たちで絶対に成功させましょうね!!!

 

1年を振り返って

最後に、この場を借りてあなたにお礼を言わせてください。

 

ゼロカラシティに入ってくださり、ありがとうございました。

 

この街は2022年の5月にはじまりました。

僕たちまだ0歳なんです。若い街どころではありません、赤ちゃんです。

 

 

実は、ゼロカラシティを設立した当初は、年内に50人集めることが私の目標でした。

……いえ、本当はもっとシビアに、50人集まったら御の字で、30人くらいがリアルな線だろうな、と予想していました。

 

 

しかしどうでしょう。現在のゼロカラシティのメンバー数は、

 

126人

 

です。

 

 

……私は、126というこの数字を、1×126と見ています。

ゼロカラシティに入るという大きな決断を、世界のどこかで126人がしてくれたからこそ、今のこの街があります。

だから、ひとりひとりに心から感謝しています。

 

私は、あなたのことが大好きです。この街を選んでくれて、本当にありがとうございます。

 

 

私は市長として、みなさんに「安心安全」「受け入れてくれる場所」「音楽の楽しさ」の3つを提供します。

来年もゼロカラシティは止まりません。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!!

 

では、よいお年を!

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