やりたい曲と売れる曲の違い

こんにちは!ゼロカラカンパニーの月岡です。
ゼロカラシティにご参加いただきありがとうございます。

このコラムは、ゼロカラシティのメンバー限定コンテンツです。内容はメンバー以外に漏らすことのないようお願いします。

 

さて、今回のテーマは「やりたい曲と売れる曲の違い」です。

 

よくいただく質問

 

自分のやりたい曲と、今売れている曲とのギャップに悩んでいます。どうしたらいいですか?

 

…というコメントがたまに届きます。最近はビジネス系の動画が多いからでしょうか。

こういったコメントに対して、最初に思うことは、

 

わからん!!!!!

 

です。

だって私、音楽で売れてないもの。

 

だから本来、そういう質問は中田ヤスタカさんにするべきであって、月岡彦穂にするべきではないのですが、中田ヤスタカさんはお忙しい方なので、仕方がないから10万歩譲って月岡彦穂にコメントを打っている。そんな情景がありありと浮かびます。舌打ちしながらコメント打つのやめてください。

 

もう一度言いますが、私は音楽でヒットしたことはありません。

手がけた楽曲がヒットチャートに載ったことはありませんし、国民なら誰もが知っている名曲に関わったこともありません。

 

私はYouTuberであり、経営者であり、そしてそれ以外の何者でもありません。ですから、私が「売れる曲とは」について論じることがどれほどマヌケなことかは重々承知した上で、それでも私にできる精一杯で今日の記事を書いていきます。

 

どうしたらいいですか?

まずは僭越ながら、ご質問にダメ出しをさせていただきます。

 

自分のやりたい曲と、今売れている曲とのギャップに悩んでいます。どうしたらいいですか?

 

「どうしたらいいですか?」の部分が曖昧すぎて、質問者の欲しているモノがわかりません。

 

それでも売れたいです。

 

なのか、

 

僕は売れることを諦めるべきですか?

 

なのか、

 

売れなくてもいいけど音楽は続けます。応援してください!

 

なのかが、分かりません。…どうしたらいいですか?

 

ここからは、3つの問いに対して1つずつ、私なりの結論を書いていきます。

 

⑴「それでも売れたいです」の場合

この場合は、私は3つの解決策があると思います。

 

  1. 作風を売れ線に変える
  2. 自分の音楽がウケている場所で売る
  3. 自分の時代が来るまでじっと待つ

 

まずは1の「作風を売れ線に変える」ですが…この答えに対しての「それができないから苦しんでいるんだよ!」という声は、重々承知です。

ですが、私は思います。こと音楽になると、みんな感情的・感覚的になりすぎであると。

 

自分のやりたい曲と、今売れている曲とのギャップに悩んでいます。でも売れたいです。

 

至極まっとうなことを言っているように見えます。

ではここで、質問文の「曲」を「ラーメン」に変えてみましょう。

 

自分のやりたいラーメンと、今売れているラーメンとのギャップに悩んでいます。でも売れたいです。

 

いかがでしょうか?

今、ほぼ全員が、「まぁ、売れないわな」「甘えるな」「商売なめんな」と思ったはずです。

 

そうです。音楽だとなんだか「アーティスト色」が強くてビジネスの感覚を忘れてしまいますが、結局やっていることは「消費者に商品を届ける」に他なりません。

 

質問をくれたラーメン屋さんのすべきことは、

「作風を変える」または「引っ越す」

でしょう。そうですよね。

 

例えば、大盛り二郎系ラーメンを高齢化地域でやっても、絶対に売れません。「高齢化地域で二郎系ラーメンを流行らせたいんだ!」というその粋や良しですが、地域のご老人からしたら「理解不能」です。

人は理解できないものを遠ざけます。ましてお金を出して買うだなんてあり得ないので、当然ご老人は二郎系ラーメンを買わず、店は潰れます。

このラーメン屋は、大学のある街へ行くべきです。例えば私の住む宮城県仙台市なら、「学都仙台」と呼ばれるほど学生が多く、ラーメン二郎には、毎日学生たちが長蛇の列を作っています。ここなら先例もありますし、成功すること間違いなしです。

 

あるいは、ラーメンの作風を変えてもいいでしょう。ご老人にウケるラーメンに変える。例えばあっさりラーメンとか、健康志向系が良いでしょう。豚骨はやめて魚介系に、麺も細くて柔らかくて噛み切りやすくするべきです。

 

…それらは苦渋の決断かもしれません。「そんなの俺のやりたいことじゃねえや!」とはよく言いますが、じゃあ、あなたのやりたいことって何ですか?

「二郎系ラーメンを売る」ことがしたいのか、
「ラーメンを売る」ことがしたいのか、
「食べ物を売る」ことがしたいのか、
「商品を売る」ことがしたいのか、

この4層のどこに本質があるかによって、妥協できるラインは変わるはずです。

 

これは音楽に置き換えると、

「ロックミュージックを売る」ことがしたいのか、
「音楽を売る」ことがしたいのか、
「商品を売る」ことがしたいのか、
「自分を売る」ことがしたいのか、

ということです。みなさんはどの層に当てはまりますか?

 

そして最後に、3の「自分の時代が来るまでじっと待つ」ですが、これはまぁ、半分ジョークです。待てるだけ待ってくださいとしか言えません。

⑵「僕は売れることを諦めるべきですか?」の場合

諦めなくてもいいよ!!!!!

だって月岡は、まだ諦めてないから!!!!!

…そうです、月岡は諦めていません。昨日の動画で「バンドマンになることは諦めた」と言いましたが、あれは「一度諦めた」という意味で、今はメラメラ燃えています。

ぶっちゃけ、ゼロカラシティの中で本気でバンドを組みたい人が現れたら、オファーをかけさせて頂こうと思っています。

 

私は「才能がなくても頭を使えばヒットできる」ことを証明したいです。音楽業界を頭脳戦で勝ちたい。そして全国の「才能はないけど夢を見ている若者」を応援したい。「大丈夫だよ。頭が良ければ勝てる。だから今はたくさん勉強しよう。」と言ってあげたい。

「僕は売れることを諦めるべきですか?」…いいえ諦めないでください。一緒に頑張りましょう!

⑶売れなくてもいいけど音楽は続けます。応援してください!

がんばれ!!!!!

でもいつかしんどくなると思います。なぜなら誰にも聴いてもらえないからです。

「売れなくてもいい」とは思っているのかもしれませんが、「聴かれなくてもいい」とは思っていないはず。だから「聴いてもらえる場所」に行きましょう。先のラーメン屋と同じです。

そして、その場所がこの、ゼロカラシティです。

ここでは音楽を聴いてもらえます。最近ミュージックエリアが飽和状態なので、サークルで音楽を発表することをおすすめします。これも「場所を変える」の一種です。

 

最後に

昨日の動画の最後にも言いましたが、私は、みんなで勝ちたいです。本気です。

「みんな」は「ゼロカラシティのみんな」です。私を選んでくれたことに対する恩返しは、きっとそれだろうな、と思っています。

勝つための戦略はあります。信じてゼロカラシティという船に乗っていてください。必ず後悔させません。

 

では、来週もお楽しみに!

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